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属人化を解消するシステム化の方法|担当者依存を減らす進め方と具体例

社内業務について、

「この作業はAさんしか分からない」

「担当者が休むと処理が止まってしまう」

「顧客とのやり取りが個人のメールやExcelに残っている」

「担当変更のたびに引き継ぎへ時間がかかる」

という問題が起きていないでしょうか。

こうした特定の担当者に知識・情報・判断が集中している状態を、業務の属人化と呼びます。

属人化を解消する方法として、業務システムの導入は有効な選択肢の一つです。

ただし、単純に新しいシステムを導入すれば属人化がなくなるわけではありません。

まず、

業務棚卸し → 属人化している箇所の特定 → 業務標準化 → 情報の共有化 → 必要な部分をシステム化

という順番で進めることが重要です。

例えば、担当者だけが管理している顧客情報をWebシステムへ移行すれば、

  • 顧客情報
  • 対応履歴
  • 案件状況
  • 担当者
  • 次回対応予定

などを組織全体で共有できます。

この記事では、属人化を解消するためのシステム化の考え方、担当者依存を減らす進め方、具体的なシステム機能まで解説します。

属人化とは

属人化とは、業務の手順・判断方法・情報・ノウハウなどが特定の担当者に集中し、他の人では対応できない状態です。

例えば、

月末の売上集計はAさんしかやり方を知らない

特定顧客との過去のやり取りは営業担当者のメールを見ないと分からない

在庫管理Excelの計算式を作成者しか理解していない

取引先への発注方法を担当者の記憶だけで管理している

といった状態です。

担当者本人が通常通り勤務している間は問題が表面化しないこともあります。

しかし、

  • 休暇
  • 病気
  • 異動
  • 退職
  • 担当変更

などが発生した際、業務が止まったり品質が低下したりする可能性があります。

そのため、属人化は単なる「引き継ぎの問題」ではなく、業務継続上のリスクとして考える必要があります。

なぜ業務は属人化するのか

属人化にはさまざまな原因があります。

システムを導入する前に、まず原因を把握することが重要です。

情報が個人で管理されている

例えば、

  • 個人のExcel
  • 個人PC内のファイル
  • 個人メール
  • 個人のメモ
  • 紙のノート

などで情報を管理している場合です。

顧客情報が営業担当者ごとのExcelに保存されていると、他の担当者は最新情報を確認できません。

業務手順が決まっていない

担当者によって処理方法が異なる場合も、属人化しやすくなります。

例えば、

Aさん:

メール受信

Excelへ登録

顧客へ返信

Bさん:

メール受信

顧客へ返信

後からExcelへ登録

という状態です。

同じ業務でも手順が違えば、引き継ぎやシステム化が難しくなります。

判断基準が共有されていない

業務手順だけでなく、判断方法が属人化していることもあります。

例えば、

この顧客なら値引きしてよい

このケースでは部長へ確認する

この商品なら追加発注する

といった判断が担当者の経験だけに依存している状態です。

Excelが複雑化している

長年使われているExcelには、

  • 複雑な関数
  • マクロ
  • VBA
  • 外部ファイル参照
  • 独自の入力ルール

などが追加されていることがあります。

その結果、

ファイルは共有されているが、作成者しか修正できない

という別の属人化が発生します。

業務の記録が残らない

電話や口頭だけで業務を進めている場合も注意が必要です。

例えば、

顧客から電話

営業担当者が回答

記録しない

という運用では、他の担当者が後から確認できません。

「誰が・いつ・何をしたのか」を残す仕組みが必要です。

属人化を放置する5つのリスク

属人化を放置すると、業務効率だけでなく事業運営にも影響します。

1.担当者が休むと業務が止まる

最も分かりやすいリスクです。

特定の担当者しか処理できない場合、その人が不在になるだけで業務が進まなくなります。

2.退職時の引き継ぎが難しくなる

担当者の頭の中にしかない情報は、短期間で完全に引き継ぐことが困難です。

結果として、

  • 顧客対応漏れ
  • 処理ミス
  • 過去情報の消失
  • 業務品質低下

につながる可能性があります。

3.業務改善しにくくなる

属人化している業務は、そもそも他の人から見えません。

そのため、

「この作業は不要ではないか」

「もっと簡単な方法があるのではないか」

という改善も行いにくくなります。

4.管理者が状況を把握できない

担当者ごとに情報を管理していると、管理者がリアルタイムで状況を把握できません。

例えば営業案件なら、

  • どの案件が進んでいるか
  • 次回対応予定はいつか
  • 失注しそうな案件はないか

を担当者へ毎回確認する必要があります。

5.ミスが発見されにくい

一人の担当者だけで作業が完結すると、チェック機能が働きにくくなります。

処理方法そのものが間違っていても、長期間発見されないことがあります。

属人化を解消するためにシステムができること

システム化によって、属人化の原因の一部を仕組みで解消できます。

特に重要なのが次の5つです。

1.情報を一元管理する

個人ごとに管理していた情報を、共通のシステムへ集約します。

例えば顧客管理なら、

担当者AのExcel
担当者BのExcel
担当者CのExcel

ではなく、

顧客管理システム

へ情報を集約します。

管理する情報としては、

  • 顧客情報
  • 担当者
  • 対応履歴
  • 案件
  • 契約情報
  • 次回対応予定

などがあります。

誰が担当していても同じ情報を確認できるため、担当者依存を減らせます。

2.業務の手順をシステム上で統一する

システムを利用すると、業務手順を一定程度統一できます。

例えば申請業務なら、

申請登録

上司承認

経理確認

完了

という流れをシステム上で設定できます。

担当者ごとに異なる方法で処理するのではなく、決められたフローに沿って進められます。

これは業務標準化にもつながります。

3.対応履歴を残す

属人化を減らすには、

「現在の状態」

だけでなく、

これまで何が行われたのか

を残すことも重要です。

例えば顧客管理システムなら、

  • 7月1日:問い合わせ受付
  • 7月2日:担当者Aが電話
  • 7月5日:見積書送付
  • 7月8日:顧客から回答
  • 7月10日:契約

という履歴を保存します。

担当者が変更されても、過去の経緯を確認できます。

4.ステータスを見える化する

案件や申請などの進捗状況をシステム上で管理します。

例えば、

  • 未対応
  • 対応中
  • 確認待ち
  • 完了

といったステータスです。

これにより、

Aさんしか進捗を知らない

という状態を減らせます。

5.定型業務を自動化する

属人化している業務の中には、

「担当者しかできない」

ように見えても、実際には決められたルールを繰り返しているだけのものがあります。

例えば、

  • CSV集計
  • PDF作成
  • メール送信
  • 定型レポート作成
  • データ転記
  • リマインド通知

などです。

ルールが明確であれば、システム化・自動化によって担当者そのものへの依存を減らせる可能性があります。

属人化を解消する進め方7ステップ

属人化対策としてシステム化する場合、いきなり開発を始めるのではなく、次の順番で整理します。

STEP1|業務を棚卸しする

最初に現在の業務を一覧化します。

例えば営業部なら、

  • 問い合わせ対応
  • 顧客登録
  • 見積作成
  • 商談
  • 受注登録
  • 契約管理
  • 売上集計

などです。

業務が見えていなければ、どこが属人化しているのか判断できません。

STEP2|属人化している業務を見つける

各業務について、次の質問をします。

担当者が1週間不在でも、他の人が対応できますか?

「できない」

となる場合は、属人化している可能性があります。

さらに、

  • 手順書があるか
  • 必要な情報へ他の人がアクセスできるか
  • 判断基準が明文化されているか
  • 担当者変更が容易か

も確認します。

STEP3|属人化の原因を分類する

属人化しているからといって、すべてシステム化する必要はありません。

原因を分類します。

例えば、

情報が共有されていない

→ 情報の一元管理を検討

手順が分からない

→ マニュアル化・標準化を検討

判断基準が共有されていない

→ ルール化・承認フロー整理

手作業が多い

→ 自動化を検討

Excelが複雑

→ データベース・Webシステム化を検討

という形です。

STEP4|業務を標準化する

システム化する前に、可能な範囲で業務手順を統一します。

例えば担当者ごとに、

Aさん:

問い合わせ

Excel登録

対応

Bさん:

問い合わせ

対応

Excel登録

となっているのであれば、

問い合わせ

顧客情報確認

対応

対応履歴登録

という標準フローを作ります。

システムは、この標準化された業務を支える形で設計します。

STEP5|システム化する範囲を決める

すべてをシステム化する必要はありません。

例えば、

  • 顧客情報
  • 案件情報
  • 対応履歴

だけをシステム管理し、電話対応そのものは従来通り行う方法もあります。

重要なのは、

属人化を解消するために必要な部分へ絞ること

です。

STEP6|権限・履歴・通知を設計する

属人化対策のシステムでは、単にデータを登録できるだけでは不十分です。

特に、

  • 誰が閲覧できるか
  • 誰が編集できるか
  • 誰が変更したか
  • いつ変更したか
  • 誰へ通知するか

を考えます。

これにより、情報共有と管理を両立しやすくなります。

STEP7|運用ルールまで決める

システムを導入しても、

担当者が情報を登録しない

のであれば属人化は解消されません。

例えば、

「顧客対応後は当日中に対応履歴を登録する」

「案件ステータスが変わったら必ず更新する」

などの運用ルールも必要です。

システムと業務ルールをセットで整備することが重要です。

【チェックリスト】属人化している業務の見つけ方

次の項目に当てはまる業務は、属人化している可能性があります。

  • 担当者が休むと処理できない
  • 担当者以外はファイルの保存場所を知らない
  • 個人Excelで情報を管理している
  • 個人メールにしか履歴が残っていない
  • 手順書がない
  • マニュアルが古い
  • 判断基準が担当者の経験に依存している
  • Excelの計算式を作成者しか理解できない
  • 担当変更に長い引き継ぎが必要
  • 管理者が毎回担当者へ進捗確認している
  • 同じ問い合わせでも担当者によって回答が異なる
  • 顧客情報が複数ファイルに分散している
  • 処理状況を担当者本人しか把握していない

複数当てはまる場合は、優先的に業務整理を行うとよいでしょう。

属人化解消の具体例|顧客管理

営業担当者ごとに顧客情報をExcel管理しているケースを考えます。

システム化前

顧客から問い合わせ

営業担当者が個人Excelへ登録

営業担当者が対応

メールに履歴が残る

問題

  • 他の営業担当者が情報を確認できない
  • 過去の対応履歴が個人メールにある
  • 担当変更時に引き継ぎが必要
  • 管理者が案件状況を確認できない

システム化後

顧客から問い合わせ

顧客管理システムへ登録

担当者設定

対応

対応履歴を登録

案件ステータス更新

必要な機能として、

  • 顧客管理
  • 案件管理
  • 対応履歴
  • 担当者管理
  • ステータス管理
  • 検索
  • 権限管理

などが考えられます。

担当者が変わっても、過去の情報を確認できる状態を作れます。

属人化解消の具体例|在庫管理

システム化前

担当者がExcelで在庫を管理。

商品が入荷したらExcelへ追加し、販売されたら手作業で数量を減らします。

問題

  • 在庫担当者しかExcelの使い方を理解していない
  • 複雑な計算式が入っている
  • 担当者不在時に在庫数を確認できない
  • 最新のファイルが分からない
  • 入力ミスが発生する

システム化後

商品入荷

入庫登録

在庫数を自動更新

出庫登録

在庫数を自動更新

システム上で、

  • 商品
  • 在庫数
  • 入庫履歴
  • 出庫履歴
  • 担当者

を共有します。

Excelの計算ロジックを担当者が理解していなくても、決められた画面から処理できる状態にします。

属人化解消の具体例|申請・承認業務

システム化前

申請者がExcelを作成

上司へメール

上司が承認

経理へ転送

問題

  • 現在誰が持っているのか分からない
  • 承認メールを探す必要がある
  • 担当者が不在だと処理が止まる
  • 過去の承認履歴が分散する

システム化後

申請登録

上司へ自動通知

承認・差し戻し

経理へ自動通知

処理完了

必要な機能として、

  • 申請
  • 承認
  • 差し戻し
  • ステータス
  • 承認履歴
  • 通知
  • 権限管理

などがあります。

誰がどの処理を待っているのかを共有できるようになります。

属人化解消の具体例|月次集計

システム化前

毎月、

CSVをダウンロード

Excelへ貼り付け

関数で集計

グラフを作成

報告資料へ転記

という業務をAさんだけが行っているとします。

問題

  • Excelの関数をAさんしか理解していない
  • 毎月同じ処理を繰り返している
  • Aさん不在時にレポートを作成できない

改善方法

この場合は必ずしも大規模な業務システムが必要とは限りません。

例えば、

  • 自動集計
  • ダッシュボード化
  • 定期レポート生成
  • PDF自動作成

などで対応できる可能性があります。

属人化の原因に応じて、適切な解決方法を選ぶことが重要です。

システム化だけでは属人化を解消できないケース

システム化は有効ですが、すべての属人化を解決できるわけではありません。

例えば、

長年の経験から顧客の状況を判断する

といった業務は、単純にデータベースへ情報を保存するだけでは解消できません。

この場合は、

  • 判断基準を整理する
  • ナレッジを共有する
  • 過去事例を蓄積する
  • チェックリストを作る
  • 複数人でレビューする

といった方法も必要です。

重要なのは、

人に依存しているものをすべてシステムへ置き換えることではありません。

情報・手順・判断・作業のうち、何が属人化しているのかを分けて考えます。

「マニュアル化」と「システム化」はどう使い分ける?

属人化対策では、マニュアル化だけで十分な場合もあります。

例えば、

  • 年に数回しか発生しない
  • 作業量が少ない
  • 手順が単純
  • 複数人で情報共有する必要がない

場合です。

一方、

  • 毎日発生する
  • 複数人で利用する
  • 大量の情報を扱う
  • 履歴管理が必要
  • 検索が必要
  • 担当者間で情報共有したい

という場合は、システム化の効果が大きくなりやすいでしょう。

例えば、

月1回の簡単な作業ならマニュアル化、

毎日100件発生する顧客対応ならシステム化、

というように使い分けます。

属人化解消を目的としたシステムに必要な機能

業務内容によって異なりますが、属人化対策では次の機能が役立ちます。

情報の一元管理

複数のExcelや個人ファイルに分散した情報をまとめます。

検索

必要な情報を担当者名や顧客名などからすぐ探せるようにします。

対応履歴

誰がいつ何をしたのか記録します。

担当者管理

現在の担当者を明確にします。

ステータス管理

業務がどこまで進んでいるか共有します。

権限管理

利用者ごとに閲覧・編集可能な情報を制御します。

変更履歴

誰がどのデータを変更したのか記録します。

通知

対応漏れ・承認待ち・期限などを通知します。

ダッシュボード

個人ではなく組織全体の状況を確認できるようにします。

すべての機能を最初から実装する必要はありません。

属人化の原因に合わせて必要なものを選びます。

【コピペ用】属人化チェック・整理シート

属人化している業務を整理する場合は、次の項目を確認します。

基本情報

業務名:

担当部署:

主担当者:

副担当者:

発生頻度:

月間件数:

業務内容

業務の開始:

主な作業:

業務の終了:

情報管理

使用しているExcel:

使用しているシステム:

使用している紙資料:

個人メールを使用しているか:

個人PCにファイルがあるか:

引き継ぎ

担当者不在でも処理できるか:

マニュアルがあるか:

別の担当者が必要な情報へアクセスできるか:

担当変更に必要な期間:

判断

担当者独自の判断があるか:

判断基準が文章化されているか:

上司確認が必要な条件:

課題

情報が分散している:

手順が統一されていない:

担当者しか分からない:

二重入力がある:

進捗が見えない:

履歴が残らない:

その他:

改善方法

廃止できる:

標準化できる:

マニュアル化できる:

情報共有できる:

自動化できる:

システム化できる:

属人化解消の優先順位を決める方法

すべての属人化を同時に解消するのは難しい場合があります。

そのため、優先順位を付けます。

特に優先度が高くなりやすいのは、

  • 毎日発生する業務
  • 売上に直接関係する業務
  • 顧客対応に関係する業務
  • 特定担当者しかできない業務
  • 退職すると業務が止まる業務
  • ミスした場合の影響が大きい業務
  • 多くの人が利用する情報を扱う業務

です。

例えば、

A:年に1回だけ実施する集計作業

B:毎日50件発生する受注処理

の両方が属人化しているなら、一般的にはBの方が優先度は高くなりやすいでしょう。

発生頻度 × 影響度 × 属人化の強さ

を考えて優先順位を付けます。

属人化解消でよくある失敗

失敗1|いきなりシステムを導入する

属人化の原因を整理せずにツールを導入しても、問題が解決しないことがあります。

まず業務を棚卸しします。

失敗2|担当者の作業をそのままシステム化する

現在の業務にムダがあれば、ムダな業務までシステムに組み込むことになります。

まず業務そのものを見直します。

失敗3|マニュアルを作っただけで終わる

マニュアルがあっても、

  • 更新されない
  • 読まれない
  • 情報が分散している
  • 実際の業務と違う

という状態になることがあります。

業務によっては、仕組みそのものを変える必要があります。

失敗4|何でも共有できるようにする

情報共有と権限管理は別です。

個人情報・機密情報などを扱う場合は、必要な人だけが閲覧できるようにする必要があります。

失敗5|システム導入後の運用を決めない

システムを作っても、入力されなければ情報は共有されません。

登録タイミングや担当者など、運用ルールも決めます。

属人化解消に関するよくある質問

属人化はすべて悪いことですか?

必ずしもそうではありません。

専門知識や経験が特定の人に蓄積されること自体は自然です。

問題なのは、その人がいないと業務が止まる、必要な情報へ他の人がアクセスできない、といった状態です。

Excelでも属人化を解消できますか?

小規模な業務であれば可能です。

共有フォルダやクラウドストレージを使い、フォーマット・入力ルール・マニュアルを統一するだけでも改善できます。

一方、複数人で同時利用する、履歴管理や権限管理が必要といった場合は、Webシステムの方が適していることがあります。

属人化解消にはどんなシステムが向いていますか?

業務によって異なります。

例えば、

  • 顧客・案件管理システム
  • 在庫管理システム
  • ワークフローシステム
  • 問い合わせ管理システム
  • ナレッジ管理システム
  • 社内業務システム

などがあります。

既存SaaSを利用する方法と、自社業務に合わせたシステムを開発する方法があります。

システム化する前に何を整理すればよいですか?

まず、

  • 現在の業務
  • 担当者
  • 使用しているExcel・システム
  • 属人化している理由
  • 共有したい情報
  • 標準化したい業務
  • 改善後の理想

を整理すると進めやすくなります。

担当者がシステム導入に反対する場合はどうすればよいですか?

現在の業務を否定するのではなく、

「担当者が休みやすくする」

「引き継ぎ負担を減らす」

「単純作業を減らす」

など、担当者側のメリットも共有することが重要です。

hiro-dev-labでは属人化している業務の整理から相談できます

hiro-dev-labでは、Webシステム・業務システムの開発だけでなく、システム化する前の業務整理から相談できます。

例えば、

  • 業務棚卸し
  • 現場ヒアリング
  • 属人化している業務の洗い出し
  • Excel・帳票の確認
  • 業務フローの可視化
  • As-Is業務の整理
  • To-Be業務の整理
  • 要求整理
  • 業務要件・機能要件整理
  • 開発範囲の整理
  • 画面・プロトタイプ作成
  • Webシステム設計・開発
  • 業務自動化

などです。

例えば、

営業担当者ごとにExcelを持っている

一人しか処理できない月次業務がある

担当者が休むと顧客対応状況が分からない

古いExcelや複雑なマクロに業務が依存している

といった場合でも、

現状業務 → 属人化の原因 → 標準化 → 要求整理 → システム化

という順番で整理できます。

まとめ|属人化解消は「人をなくす」のではなく「人にしか分からない状態を減らす」

属人化を解消する目的は、担当者の専門性をなくすことではありません。

重要なのは、

特定の担当者しか情報・手順・進捗を把握できない状態を減らすこと

です。

そのためには、

  1. 業務を棚卸しする
  2. 属人化している業務を特定する
  3. 原因を整理する
  4. 業務手順を標準化する
  5. 情報を共有できる状態にする
  6. 必要な部分をシステム化・自動化する
  7. 運用ルールを決める

という順番で進めます。

システム化によって、

  • 情報の一元管理
  • 業務手順の統一
  • 対応履歴の保存
  • ステータスの可視化
  • 権限管理
  • 定型作業の自動化

などを実現すれば、担当者への依存を減らせます。

ただし、現在の業務をそのままシステムへ移すだけでは十分ではありません。

まず、

なぜその人にしかできないのか

を確認することが重要です。

「情報が個人に集中している」

「業務手順が共有されていない」

「複雑なExcelに依存している」

「担当者しか進捗を知らない」

といった状態がある場合は、システム導入を考える前に、現在の業務と属人化の原因を整理するところから始めてみてください。

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要件が固まっていなくても大丈夫です。使う方・運用する方の視点で整理し、分かりやすく進めます。

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